2018 8月号  
 
今月の表紙

8月は、MKが今年になって挑戦を始めたビンテージスピード記録(時速100マイル)についてです。

挑戦のキッカケとなったMK父の記録をまとめてみました。









当時のエンジンに、今の技術と素材を使ってフルスクラッチの機体を作り挑戦を始めました。(模型人3月号を参照)

時速100マイル(160km/h)出して父の記録を追い越すつもりだったのですが…
そう簡単には、行かない(笑)  ちょっと悔しい…


MK父がスピード競技に参加していたのは、
昭和25年10月から28年3月までの2年半の間です。
昭和25年の第二回全日本模型飛行機競技大会スピードA級優勝機 KO19エンジン搭載のグローデビル機




MK父(小林宏吉)が残した、A級(19エンジンまで)クラスの記録です。
当時をよく知る先輩方から、情報提供をいただきました。


昭和25年
1950年10月14日 第二回全日本模型飛行機競技大会 優勝 87.4mph 140.65km/h
多摩川スピード・ウエイ グローデビル KO-19

昭和26年
1951年05月27日 第三回全日本模型飛行機競技大会 2位 68.2mph 109.72km/h
グローデビル KO-19


1951年11月04日 第四回全日本模型飛行機競技大会 優勝 95.7mph 154.07km/h
宇都宮グランド スピードワゴン KO-19SP 

昭和27年
1952年08月03日 日米親善大会 2位 90.7mph 145.96km/h
明治神宮外苑米軍野球場 スピードワゴン KO-19SP 
1952年11月02日 オール関東模型飛行機競技大会 優勝 91.8mph 147.73km/h
多摩川スピード・ウエイ スピードワゴン KO-19SP 

昭和28年
1953年03月26日 日米親善大会 優勝 98.0mph 157.71km/h
立川基地 スピードワゴン KO-19SP 

昭和28年 日米親善大会…
この時はMK父がA級、古川氏がB級(飛行機は父が作った機体)、そしてC級を近藤氏が飛ばして、ABC全てをKO倶楽部で独占したと聞いています。


1953年10月03日 第六回全日本模型飛行機競技大会 役員

第六回全日本模型飛行機競技大会では、選手ではなく役員として参加していました。

コントロールラインの引っ張り試験…左から近藤金次郎氏、古川喜平氏、そしてMK父…KO倶楽部の面々です。



当時のことをよく知る藤室氏の製作した、KO-19SPエンジンの復刻品




MOKEI-JIN
 
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