2018 3月号  
 
今月の表紙

今月は、数年前から作っていたビンテージスピード機「Whirlaway A-Speed」がやっと完成したので表紙にさせていただきました。









オークションで手に入れたMcCOY19エンジンで、ビンテージ機を作ろうと、NETでいろいろ探していて…
この画像のHPを見て「探していたのは、これだ!」と思いました。


そして…以前に大先輩の藤室氏よりいただいた図面もあるし…





数年間に渡る、製作過程をまとめました
詳しくは、ここをクリック!



そして、ミステリーエンジンの紹介…
オークションで手に入れた素性のわからないエンジンです。
MINSK 061


出品された時の、オークションの出品者の説明では、「ウクライナのレーシングエンジン」とありました。

写真を見て「これは!」と思いましたね(笑)
こう見えても、レーシングエンジンについては、多少は「目利き」…
一目見て、イギリスに住むメール友達のマーチングレゴリーが1/2A級のエンジンをNETに紹介している中の1台、「MINSK061」だ!!ってね…

これは、「たぶん希少品」と感じて、すかさず入札…競争の無いまま…無事に落札しました(ラッキー)

希少な物で高価と思っていましたが、MKにとっては安い買い物(もっと競争すると思っていました)だったので出品者にとりあえずメール。
落札者が、「ちゃんと、このエンジンの価値わかってますヨ」ってことを伝えたかったのもあり、エンジンの素性や生い立ちについて質問しました。
ところが、どうやら代理出品…「エンジンについても全くわからない」との回答…
ま、それはそれで良いのですが、もう少しで価値をわからない人からわからない人へと渡って、埋もれてしまうところだったのかもしれません。


そうなると、ますますこのエンジンについて知りたくなる!…知り得たことをNETでお披露目したくなる…
頼みの綱は、NETで紹介していたマーチンと思い聞いてみたら…

実は、このエンジン、見たことないんだって(笑)
このエンジンについては、知り合いからの情報をまとめたものものだということでした。
そして、知っているのはエイドリアン・ランドだと言って、アドレスを送ってきました。
また、写真はデイブクラークソンが撮ったものだが、彼への連絡方法が無いとも言ってきました

え〜って感じ。仕方なく、今度は同じ質問をエイドリアンにぶつけてみた。
知らない日本人からのメールに、しばらく時間がかかりましたが返事が来てがっくり。
内容は、マーチンに知ってることのほとんどを伝えており、あとは、デイブクラークソンに聞くように…とのこと。(でも、デイブは連絡先がわからない…電子メールをやらないらしい)

「新たな情報があったら、教えてくれ」と、頼んでみましたが…
ここまでで、調査は終わってしまいました。  残念!

2人の情報からわかったのは…
デイブクラークソンは、「ミンスク061」エンジンをロシアブランドからイギリスに輸入した。
そのエンジンは、ミンクスのモデルカーマニアの手で作られ、半ダースほど製作された。
どうやら、このエンジンをロシアから輸入する際、注文したはずのVA049エンジンの箱に間違って入れられていたようだ。
それ以外は、わからなかった…

いずれにしても、希少であることは間違いないので、今後は私が大事にしていきたいと思います。

情報元のマーチンのHPをここで紹介しておきます
http://www.gregorie.org/freeflight/f1j/minsk_061/minsk_061.html


MOKEI-JIN
 
inserted by FC2 system